1つはなぜこんなにもダイエットをしている人が多いにも関わらず成功したと言う事例が少ないのだろう。もう一つはダイエットに成功したんだけど、同時に体調を崩す人がいるのはなぜなんだろう?
この2つの大きな疑問にぶち当たりました。
そもそも私はダイエットトレーナーではありませんでした。
主にアスリートのパフォーマンス向上や障害予防、また、ビジネスマンや主婦、高齢者などが日々生活をする上で
機能的に「動きやすいカラダ作り」を主に今までフィジカルトレーナーとして、28年現場でトレーニング指導にあたってきました。
そこで昨今のダイエットブームにおける様々なジムのプログラム内容を実際の経験者から聞いた時に「カラダを痩せさせる…」
その以前にこれらのダイエットプログラムはカラダにとって致命的とも言える2つの過度な負担が多いことをが分かりました。
1つは…
過度な糖質制限です。
人間の体は、エネルギーを使うことで筋肉を動かします。そのエネルギーの元である糖質を過度に制限すると言う事は、カラダの機能上あってはなりません。
2つ目は…
エクササイズにおける高負荷です。
ダンベルやバーベルを使い、筋肉に負荷を与えていく方法自体はトレーニングとしては間違ってはいませんが、筋肉の代謝を最大限にするために、重量や回数で負荷をかける事は同時に関節や筋肉を痛める原因にもなります。
そんな過度な食制限や運動負荷をかけなくてもどんな人でもできる方法…
そこで着目したのが「脳」と「腸」なんです。
脳は言わずと知れたカラダの中枢司令本部です。その中にドーパミンというホルモンがあります。
ドーパミンとは…
「快感や多幸感を得たい時にでるホルモン」です。
つまり甘いものが食べたくなったり夜中にラーメンが食べたくなったりするのはこのドーパミンが発動しているからなんです。
このドーパミンをコントロールすることが出来ていない人がその欲求に耐えられないため何処かで爆発して食べてしまう…これがリバウンドが、起こるメカニズムなんです。
では腸はどういう作用でしょう。
腸は言わずと知れた消化吸収を司る臓器です。現代人は栄養過多と言われ、昨今は昔とは違った食環境ななっています。
つまり、食べる回数、量、質に問題があるため腸を中心とした消化、吸収するための臓器が休まる時間がありません
そのため腸の機能が衰えると腸壁を傷つけたり食べたものが正常に処理されないため消化吸収に問題が生じたり腸が浮腫んだりといいことがありません。つまりこの脳と腸をアップルデートしない限り何をやってもダイエットの成功確率が極めて低くなるという事になります、
その脳と腸のアップデートはなんと…「食事」で変わるんです。つまり、いつまでも食べたいものを我慢するのではなく、「本プログラムで紹介している適切な食事」で脳と腸に変化がでるので、我慢しなくても
「カラダにとって良くないものを食べたくなくなるカラダ」
にする事ができるんです。